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材料ガイド

EPDM・NBR・PVC発泡体の比較|用途別に選ぶゴムスポンジ

材質選定は、屋外にさらされるか、油や燃料に触れるか、温度範囲はどこまでかの3点でほぼ決まります。このページでは、発泡体として実用的に比較できる5つのエラストマーを、実際の選定で問題になる項目に絞って整理します。

まず3つの質問で絞り込む

  1. 屋外・直射日光・雨風にさらされるか? → はい:EPDM。
  2. 鉱物油・グリース・燃料に触れるか? → はい:NBR(EPDMは膨潤するため不可)。
  3. 連続使用温度は何度か? → 120 °Cを超える、または極低温:EPDMまたはシリコーン。

5つのエラストマー比較表

項目EPDMNBRネオプレン(CR)PVC/PVC+NBRシリコーン
耐候性・耐オゾン性優れる劣る良好劣る優れる
耐熱(連続)−45〜182 °C−30〜120 °C−35〜120 °C−20〜70 °C−60〜200 °C
耐油・耐燃料劣る(膨潤)優れる良好中程度やや劣る
耐水性(独立気泡)優れる良好良好良好良好
圧縮永久ひずみ小さい中程度中程度大きい中程度
機械的強度優れる優れる優れるやや劣る劣る
低温柔軟性優れる中程度中程度劣る優れる
コスト中〜高中高低高
向く用途屋根・外壁・サッシ・HVAC・自動車・太陽光油環境のパッキン・燃料系屋外+耐油の特殊用途屋内のシール・梱包高温・低温の特殊環境

選定フロー

実際の設計では、次の順に確認すると選定が短期間で終わります。

  1. 接触する物質(油・燃料・溶剤・水・水蒸気)を列挙する。
  2. 最高・最低の使用温度を確定する(連続とピークを分ける)。
  3. 必要な機能を決める(シール/吸音/断熱/緩衝/制振)。
  4. 気泡構造を決める(独立気泡=遮水・断熱、連続気泡=吸音・緩衝)。
  5. 厚さ・密度・硬度・形状・粘着を数値で指定する。
  6. 試作サンプルで圧縮率と耐久性を確認する。

間違いやすいポイント

  1. 屋外の気密にNBRを選ぶ:オゾンと紫外線で短期間にひび割れます。屋外はEPDMが基本です。
  2. 油がかかる箇所にEPDMを使う:膨潤して寸法が変わり、シール機能を失います。NBRを選定してください。
  3. 「パッキン」だけで発注する:材質・気泡構造・厚さ・硬度が決まらないと仕様が確定しません。
  4. 吸水率を確認せずに連続気泡を屋外で使う:吸水・凍結で性能が低下します。屋外の水密が必要な 箇所は独立気泡、または連続気泡Cグレード(吸水率3%以下)を検討してください。

当社で対応できる発泡体

素材気泡構造密度の目安備考
EPDM独立気泡・連続気泡60〜300 kg/m³屋外・耐候・難燃・無硫黄・高耐水の各グレード
NBR独立気泡・連続気泡ご相談ください耐油が必要な箇所
PU(ポリウレタン)連続気泡ご相談ください緩衝・クッション
使用環境(屋外か屋内か、触れる油脂、温度、圧縮率)をお知らせいただければ、材質・気泡構造・厚さ・密度をこちらで絞り込み、比較サンプルをお送りします。

サンプル・技術データ・お見積りは、直接お問い合わせください:

メール: [email protected] — 12時間以内に必ず返信いたします。

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